石垣島から所想所説、徒然なるままに

沖縄・石垣島の話題を中心に、石垣島から見えること、思うことを徒然に。好きな映画のレビューや、自分が難儀しているアトピーの話題なんかも。

キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』 Kick-Ass 2 2013年アメリカ


続編だからたいして期待してなかったが、それにしてもね。
 クロエ・グレース・モレッツは生長してティーンエイジャーになっていたが、それでも魅力的だった。アクションシーンはしっかり頑張っていたし、普通の高校生活のシーンでもチャーミングではあった。
 だがしかし、脚本がひどい。特に周辺のキャラクターがあまりにひどい。デイヴが参加する「ジャスティス・フォーエバー」って自警団も、最近のアメコミヒーローのパロディとしてもひどいもんだし、なんといっても敵役がね、、、。マザー・ファッカーがあほすぎて、ぜんぜん笑えない。
 この続編をみてわかるのは、1作目はやはりビッグ・ダディことニコラス・ケイジの存在感の大きさだ。この父親のぶっ飛び具合が最高のユーモアだったし、彼からの教えを真面目に学び実践するヒットガールの、幼いながらの本格的なアクションが爽快だったのだ。
 1作目が名作だっただけに、もったいないことをしたなぁと思う。作らない方がマシだった駄作です。
 いや、それでもクロエ・グレース・モレッツは魅力的ですよ。