石垣島から所想所説、徒然なるままに

沖縄・石垣島の話題を中心に、石垣島から見えること、思うことを徒然に。好きな映画のレビューや、自分が難儀しているアトピーの話題なんかも。

JOLT/ジョルト 2021 アメリカ

 何の前知識もないままに、Amazonプライムでポチッと。
やっぱり映画は事前情報も、先入観もなしに観るのが正しい。
出だしを観ながら「なんだ、ちょっと変わったラブコメか」と思いながら観てたんだから、その後の展開楽しめる楽しめる。
 どういうわけだか、ぼくは主演のケイト・ベッキンセイルの作品をほとんど観てこなかった。「すげえかっこいい女優さんだな」と思って鑑賞後に検索したら、なんだ「アンダーワールド」の女優さんだったんね、、、。特に理由もなく「アンダーワールド」シリーズは未見で、彼女についてもぜんぜん知らなかった。御年48歳、びっくりです。またアクションは女性のスタントがほとんど担っていると思うけど、キレがあったし、良かったです。無駄に肉弾戦をやるあたりは香港映画みたいではあるけど、だらだらとはやらないので楽しめます。
 内容については、触れないでおきたい。ホントに前知識はなしで観た方がいいっす。アクションコメディとだけ説明しとけばいいかな。とにかくテンポが良くて、挿入歌も歌詞がそれなりにストーリーに絡んでいて、で、ドラマ部分も含めて会話がリズミカルで、悪態をつくケイト・ベッキンセイルがとにかくかっこいい! タランティーノ世代の自分としては、こういうの、大好物です。ラストの閉め方も含めて、この主人公・リンディのキャラは魅力的すぎるので、続編かなりあり得そうです。でも、ベッキンセイル48歳なんだよなぁ。そういう意味では若い役者さん使ってみるべきだったかも。だけど、とにかくかっこいい姉御、作中のファッションもカジュアルだけど、かっこいいんだよなぁ。スカッと楽しい、Barで流しててほしいような映画です。
 あえてマイナス点を上げるとすると、ストーリー展開に彼女の「病気」が直接は絡んでこないこと。彼女の病気のせいで、トラブルに巻き込まれてなんやかや的な要素があっても良かったんじゃないかな。次回作があるとすると、そこらへんの脚本次第かなって思います。

 

JOLT/ジョルト

JOLT/ジョルト

  • ケイト・ベッキンセイル
Amazon