石垣島から所想所説、徒然なるままに

沖縄・石垣島の話題を中心に、石垣島から見えること、思うことを徒然に。好きな映画のレビューや、自分が難儀しているアトピーの話題なんかも。

『レディ・プレイヤー1』(原題: Ready Player One 2018年 アメリカ

 スティーブン・スピルバーグ監督作。原作はアーネスト・クライン「ゲームウォーズ」。
 作品の評価は80年代のポップカルチャー、オタクカルチャーに対する親和性でそうとう変わるだろうなぁと。ネタバレ含む。
 最終決戦でメカゴジラガンダムが切り結ぶシーンを見て興奮できないひとにはおすすめできません(笑)。これだけ様々な作品、キャラクターの著作権の話をまとめたんだから、この映画のMVPは間違いなく、法務部だろう(笑)。

 VRのゲームの中で様々なアバターが活躍する、というなんでもありの設定で、オタク文化もここまで来たか、と感慨深い作品だ。スピルバーグはやっぱり本物のオタクなんだな、と実感できる作品でもある。だからこそ、スピルバーグのすごさを感じる作品でもある。80年代RPGのような設定のストーリーといい、使われるBGM、そしてどんどん出てくるキャラクターたち。80年代のカルチャーに親しんだ世代にとっては見ているだけで楽しいし、日本人としてはメカゴジラVSガンダムというのは、とにかくたまらない。ガンダムの振り付けも素晴らしく、本当に好きなんだろうなと。
 クロスオーバーのキャラクターについてはWikipediaでもかなり詳細に載っているので省略。個人的にはヒロインを演じたオリヴィア・クックがかわいくていいなぁ。サウンドオブメタル(Sound of Metal)で主人公の彼女を演じているのを見たところだったけど、知的で、チャーミングで、これからさらに活躍しそうです。
 余計なこと考えずに楽しめれば、とってもいい作品だと思います。スピルバーグはほんとにすごいよ。

 

レディ・プレイヤー1(字幕版)

レディ・プレイヤー1(字幕版)

  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: Prime Video