石垣島から所想所説、徒然なるままに

沖縄・石垣島の話題を中心に、石垣島から見えること、思うことを徒然に。好きな映画のレビューや、自分が難儀しているアトピーの話題なんかも。

「日本の難点」 宮台 真司

 多くのレビュー通り、各テーマの掘り下げは不十分だし、家族の話の自画自賛には疲れるけど、面白い内容だと思います。
 世界システム論とか構造論とか記号論とかかじってれば、多少の事前知識があれば・・・、なんとか言わんとするところを類推できる、みたいな。
 裁判員制度に関する指摘や、アメリカという国家の成り立ちの説明は雑だけど納得のいくものでした。
 社会的な排除と包摂、それに対するコミットメントはこの作品、この著者に限らず現代の大きなテーマになってるんだなぁと再確認しました。

日本の難点 (幻冬舎新書) (日本語) 新書 – 2009/4/1

 

日本の難点

日本の難点